公務員予備校にはいつ頃から通い始めるべき?具体的なタイミングについて解説
公務員を目指す多くの人は、予備校に通うか、通信講座を受講するかと思います。しかし、予備校費用は高額ですし、予備校に通うにもいつから通うべきなのか悩む方もいいますよね。公務員試験を受けたいけれどどうしたらよいのか悩んでいる方に、今回は独学でも可能なのか、予備校に通うタイミングなどについてご紹介します。
公務員試験は独学で合格可能?
独学でも合格は可能!
公務員試験の試験範囲は広範囲ですので、効率のよい学習が大切になります。逆に、筆記試験は詰め込み式なので、独学であってもインプットとアウトプットがしっかりとできれば合格できる人も中にはいます。
ひとりでも、高いモチベーションを維持しながら、継続して学習ができる人であれば、独学でも公務員試験に合格できる可能性は充分にあります。しかし、専門科目も必要な試験となると、膨大な範囲を無計画に学習することになってしまい、現実的にはかなり厳しくなります。
公務員予備校に通うべき理由
効率のよい勉強方法が身につく
当然ですが、公務員予備校は過去の試験に関する情報を収集・分析しています。出題傾向から重要度の高いところや、逆にそれほど力を入れなくてもよいところも踏まえながら授業が行われます。予備校に通うことで、合格に近くなるポイントを重点的に学習するなど、効率のよい勉強方法で進めていくことができます。
また、大手予備校であれば全国に教室があり多くの受験生を抱えているので、地方の市役所などの面接や論文の問題についてもとりまとめてくれますので、独学での無駄な学習時間を減らすことができます。
学習のスケジュール管理を任せられる
公務員試験の出題範囲はとても広いので、合格のために、どれだけの勉強が必要でどの科目に多くの時間を使うべきか、独学では難しいですよね。ひたすらテキストを読んでいる人も多くいます。
しかし、予備校に通うことで、授業カリキュラムに沿って授業を受けて復習をし、過去問でアウトプットをするというサイクルができます。無理のない計画的な学習スケジュールで進めることができます。
生徒同士の情報交換ができる
予備校に通うことで、同じ目標を持つ人がどのくらい勉強しているのかを知ったり、お互いの得意科目を教え合ったり、生徒同士の情報交換ができます。よい友人に出会うことができれば、切磋琢磨しながら高め合い試験勉強ができるでしょう。
モチベーションを維持しやすい
性格やタイプにもよりますが、1~2年もの間、一人で黙々と勉強するのは相当精神面が強くないと続きません。予備校は自習室もあるうえ、進路相談もできるので、やる気に波があるときでも刺激を受けることができます。自習室には同じ目標をもった人が多くいるので、どのくらい努力しているのかを間近で見ることもできるでしょう。
面接や論文の2次試験対策ができる
公務員試験では、まず筆記試験に合格する必要があるため、筆記試験のことだけを考えがちです。無事筆記試験に合格したら、次は面接や論文などの2次試験が控えています。
最近の公務員試験では、2次試験の重要性が高くなっているといわれています。市役所などの地方公務員では、それぞれの官庁によって2次試験の特徴が違っているため、試験勉強をしながら2次試験の内容や対策をしていくことはとても大変なことです。
大手予備校なら、全国に教室をもっているため、これまでの2次試験情報を膨大に持っているので対策をしてくれます。
公務員予備校に通い始めるべきタイミング
果たしていつから予備校に通えばよいのか、悩む方も多いかと思いますが、結論からいうと、早ければ早いほどよいです。公務員試験は、インプットとアウトプットの繰り返しなので、その繰り返しができる回数が多ければ多いほど力がつくのです。
また、志望する官庁や職種、試験範囲によって受講コースはことなります。地方上級以上で専門科目もある場合は1年以上の勉強期間が必要です。一般的には1.5年~2年でのコースが組まれていることが多いです。
また、一部市役所や警察官・消防官などの教養試験のみで受験することが可能な官庁もありますが、その場合は2・3か月でも不可能ではありません。しっかりと学習時間が取れるのであれば間に合います。
まとめ
以上、公務員予備校についてご紹介しましたが、いかがでしたか。公務員試験は独学で合格できる人はいますが、予備校に通うことで独学よりも合格率を高めることができます。
費用は掛かりますが、独学であってもテキスト代や過去問題で数万円は必要になってくるので、手間を考えたら予備校に通いサポートしてもらうことで、結果として独学よりもスムーズに合格に近づく可能性が高いことは認識しておくことが大切です。夢の職業を掴むためにも、1年、2年間の学習時間をどう過ごすのがよいのか、しっかりと考えましょう。