公務員予備校にかかる費用を安く抑えるテクニックとは?

公開日:2022/12/15


「公務員予備校に通いたいけど、どれくらいの費用がかかるのかな」このような疑問をお持ちの方に向けて、この記事では公務員予備校にかかる費用の相場や料金を安く抑えるテクニックをご紹介しています。公務員予備校を選ぶ際のポイントも解説するので、ぜひ予備校選びの参考にしてください。

公務員予備校の費用相場

公務員予備校の費用相場は、選択するコースによって異なります。それぞれのコースの費用相場を確認しましょう。

地方上級・国家一般職を目指すコース

地方上級・国家一般職を目指すコースの費用相場は、約30万円です。このコースは専門試験と教養試験の両方の対策をするコースで、さまざまな省庁への受験対応が可能になります。公務員受験生のボリュームゾーンであり、もっともスタンダードなコースといっていいでしょう。

教養試験対策のみのコース(市役所や消防士など)

教養試験対策のみのコースにおける費用相場は、約20万円です。地方上級・国家一般職のような専門試験対策を必要とするコースに比べて、10万円ほど低くなる傾向にあります。教養試験のみで受験可能な職種は、市役所職員や消防士、警察官などが一般的です。また、専門試験の受験が必要となる市役所もあるため、希望省庁の受験科目を確認しておきましょう。

国家総合職を目指すコース

国家総合職を目指すコースの費用相場は、約50万円です。いわゆるキャリア官僚を目指すコースになります。国家総合職試験に特有な、クセのある問題への対策を行います。

公務員予備校にかかる費用を安く抑えるテクニック

できれば公務員予備校の費用は安く抑えたいもの。ここでは公務員予備校にかかる費用を安く抑えるテクニックを5つご紹介します。

早割制度

公務員予備校の講座に、早い時期に申し込むことで適用される割引制度です。たとえば大学生の場合、大学2年生の秋から受講を開始することで割引が受けられます。受講期間が長いほど割引率が上がり、春や秋など季節に応じて実施される傾向にあります。

友達紹介制度

すでに予備校の会員である知り合いから紹介を受けて、入会することで適用される割引制度です。割引額は数千円から1万円程度ですが、受講コースの費用に応じて変わります。紹介を受けた人に加え、紹介した知り合いにも粗品プレゼントがあることもうれしい点です。

奨学生制度

公務員予備校が用意する試験を受け、審査に合格することで適用される割引制度です。試験の科目は予備校によって異なり、時事問題や小論文、適性検査などさまざまあります。割引率も予備校ごとに変わりますが、20%〜80%までと高い割引率になっています。

代理店申込

書店や大学生協など、代理店から講座に申し込むことで適用される割引制度です。1万〜2万円ほどの割引が受けられます。申込窓口を変えるだけで適用されるので、割引のハードルは低いでしょう。

再受験制度

過去に予備校の利用経験がある場合、同一の予備校を再度利用することで適用される割引です。割引率は10%〜30%ほどになります。過去の受講コースの種類によっては、割引の条件を満たさないことがあるため、注意が必要です。

公務員予備校の選び方のポイント

公務員予備校を選ぶ際、費用の比較はもちろんですが、そのほかにも選び方のポイントがあります。ここからは、公務員予備校の選び方のポイントをご紹介します。

面接対策が充実しているか

公務員の試験は、2次試験以降、ほとんどの省庁が面接を課しています。面接の形式も個別や集団とさまざまです。面接試験は独学での対策が難しく、模擬面接をして慣れる必要があります。予備校に面接対策のカリキュラムが用意されているか、確認しましょう。

アクセスのよさ

自宅から通学しやすいエリアに予備校があるか確認しましょう。公務員試験は試験範囲が広く、効率よく勉強する必要があります。通学に多くの時間を割くことがないためにも、アクセスのよさは重要です。近くに予備校がない場合は、通信制予備校の利用を検討してもいいでしょう。

自習室の有無

自宅での勉強が苦手な方は、予備校に自習室があるか確認してください。自習室には自分以外にも公務員を目指す仲間がいます。周りから刺激を受けられる自習室を利用すれば、集中して勉強できるでしょう。あわせて、自習室を利用できる時間帯も確認することをおすすめします。

学習環境

予備校の雰囲気も重要なポイントです。予備校の雰囲気が合わない場合、集中して勉強することができません。講師や受講生の雰囲気、校舎の外の様子など、ご自身に馴染むか確認しましょう。確認する場として、体験授業を受けることをおすすめします。

費用

予備校の費用が、予算に収まるか確認しましょう。予備校によって、ご自身が利用できる割引制度が異なるため、細かくチェックする必要があります。

まとめ

今回は公務員予備校にかかる費用の相場、その費用を安く抑えるテクニックをご紹介しました。ご紹介した割引制度を参考に、できるだけ安く公務員予備校を利用してください。ただし、もっとも大事なのは、予備校がご自身のニーズにマッチするサービスを提供しているかどうかです。講座の内容やサポート体制など、あわせて確認するようにしましょう。

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