公務員に向いている人と向いてない人の違いについて解説!

公開日:2022/11/15


「公務員になりたいけど自分は向いているのかな?」このような疑問をお持ちの方に向けて、この記事では公務員に向いている人と、向いていない人の特徴をご紹介しています。公務員に必要なスキルも解説するので、この記事を参考に、ご自身の公務員への適性を確かめてみてはいかがでしょうか。

公務員に向いているのはどんな人?

公務員に向いている人の特徴を6つご紹介します。

地域や住民の役に立ちたい人

公務員になると、奉仕者として働くことになります。奉仕の対象は国民や住民です。とくに地方公務員となると、地域に根ざした仕事が多くなります。「地域のために頑張りたい」「住民の役に立ちたい」という思いがあれば、しっかりと仕事をこなすことができるでしょう。また、公務員の給与の財源は税金です。税金の対価として、地域や国民、住民に貢献できる姿勢が必要になります。

周囲に合わせた意思疎通ができる人

公務員が接するのは住民だけではなく、さまざまな関係省庁と資料のやりとりをします。また、公務員には部署の異動が数年単位で行われ、そのつど新たな先輩や後輩との人間関係を構築しなければなりません。さまざまな方と意思疎通をすることが得意な人は、公務員に向いています。

物事を前向きに捉えられる人

公務員は数年単位で部署の異動をするため、異動を繰り返すたびに仕事を改めて覚える必要があります。また、必ずしも希望の部署に配属されるとは限りません。「新しい仕事を覚えるいい機会」と前向きに物事を捉えられる人は、モチベーションを落とさず、公務員として働くことができます。

温厚な人

地方公務員として働くと、住民と接する機会が増え、ときには苦情や厳しい批判が寄せられます。そのような場合も気を荒立てずに対応できなければ、さらなる住民の反感を招いてしまいます。あらゆる意見を真摯に受け止め、穏やかに応対できる人が、公務員に向いています。

コツコツ仕事ができる人

公務員の仕事には地道な作業が多くあります。たとえば、住民に配付する資料を封筒に入れたり、住民の情報をひたすらデータ入力したりします。このようなルーティンワークをコツコツとこなせる人が公務員に向いているでしょう。繰り返しの作業の中でも「効率的にこなすにはどうすべきか」というように、工夫ができる人は公務員に適しています。

安定した収入を優先する人

公務員の給与は、国で定められた基準に応じて支払われます。勤める省庁により給与額は異なるものの、民間企業のように「倒産して収入がなくなる」といった心配はありません。また、勤続年数に応じて、給与額も増えていきます。安定した収入を優先する方は、公務員に適しています。

逆に公務員に向いてない人の特徴とは?

ここからは、公務員に向いていない方の特徴を3つご紹介します。

高収入を求める人

公務員の給与は安定こそしていますが、高収入とはいえません。とくに若い頃の給与水準は低い傾向があることに加え、給与が増えるスピードも緩やかです。20代から「1,000万円以上稼ぎたい」という希望をお持ちの方には、公務員は不向きでしょう。

能力を評価されたい人

公務員は年功序列の制度が強く残っています。「先輩よりも早く出世したい」「早くリーダーになって仕事で指揮したい」という方には、公務員は向いていません。職務遂行能力が長けていても、目上の方の役職を追い抜けないことが実情です。また、能力が給与に反映されづらいことも、覚えておきましょう。

特定の能力を伸ばしたい人

公務員は部署の異動があるため、そのたびに新たな仕事を覚える必要があります。そのため広い知識は身につきますが、長い期間同じ仕事をすることで得られる、深い知識は身につきません。特定のスキルを習熟させたい方に公務員は適していないでしょう。

公務員に求められるスキル

具体的に公務員にはどのような能力が求められるのでしょうか。公務員に必要となるスキルをご紹介します。

文章を書く能力

公務員は文書主義です。行政機関が意思決定をする際、後からその過程や合理性を確認できるように、文書にして残す必要があります。求められるのは、分かりやすい文章を書く能力です。公務員として働きながら身につければ問題ありませんが「文章を書くのがどうしても苦手」という方は公務員に向いていません。

コミュニケーション能力

先述したように公務員は、住民や関係省庁、先輩、後輩など、さまざまな人とコミュニケーションを取らなければ、業務が遂行できません。あらゆる方々と円滑にコミュニケーションを取れる能力が公務員には必要です。

事務処理能力

公務員は文書の作成をはじめとする幅広い事務処理の能力が必要です。たとえば、地方公務員となると、事務用品の発注や郵便の発送などをテキパキとこなさなければなりません。このような細かい事務を、スムーズにこなす事務処理能力が求められます。

まとめ

この記事では公務員に向いている人と、向いていない人の特徴や公務員に求められるスキルをご紹介しました。公務員にはコミュニケーションスキルなど、さまざまなスキルや適性が求められます。ただし、公務員に向いている人の特徴に、全て当てはまらなければ、公務員になれないわけではありません。公務員として働く過程で、少しずつスキルや適性を身につけることが大事です。

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